ZEPETOでは3Dアバターが作れるので、Youtubeなどのアイコンに設定しても問題が無いか調べてみました。
利用規約を読むにあたって、この記事でイメージをつかんで貰えれば幸いです。
結論
Youtubeで収益を上げる予定で動画の中にアイコンを掲載する場合はZEPETOに連絡し、契約を締結しましょう。
コンテンツで収益を上げる予定が無い、もしくはお金の動きがあるコンテンツの中では一切アイコンを表示する予定がない場合は問題なさそうです。
用途 | 商用利用ではない | 商用利用 |
---|---|---|
それ自体を コンテンツとして使用する | 制限内で可能 | 契約が必要 |
ロゴ、マスコットなど、 象徴として使用する | 可能 | 可能 |
根拠
ZEPETO IP コンテンツの著作権
ZEPETO IP コンテンツとは ZEPETOサービスを構成するすべてのコンテンツのことで、著作権は会社にある
3 . 4) “ZEPETO IPコンテンツ” に関する著作権、その他の知的財産権は会社にあり、本サービス利用により発生するすべてのデータ使用料はユーザーの負担となります。
引用:利用規約
ユーザーコンテンツの著作権
ユーザーコンテンツとは ZEPETO IP コンテンツを利用して作成された写真や動画などのことで、著作権はユーザーにある。
利用には「ZEPETO活用コンテンツ(UGC) 利用ガイドライン」を順守する必要がある
3 . 4) “ユーザーコンテンツ”に対するすべての著作権およびその他の知的財産権は本人にあります。 ただし、”ユーザーコンテンツ”は”ZEPETO IPコンテンツ”を基礎に創作または制作されたものであるため、会社が定めたガイドラインに違反しないよう使用しなければならず、特にこれをZEPETOプラットフォーム以外で使用する場合は、会社が定めた “ZEPETO活用コンテンツ(UGC)利用ガイドライン”を遵守してください。
引用:利用規約
UGC利用ガイドライン
ZEPETO活用コンテンツ(UGC)とは ユーザーが主体となって創作したコンテンツのこと。
非営利目的か営利目的かで許容範囲が異なる。
営利目的であれば個人利用なのか団体利用かで許容範囲が異なる。
- 非営利目的:多くの場面で利用可能。
- 営利目的の個人:少量配布は許容されている。(公式サイトに具体数が記載されています)
- 営利目的の団体:商用ライセンス契約の締結が必要。
① 個人利用
引用:ZEPETO活用コンテンツ(UGC) 利用ガイドライン>
・本人のアバターを活用したコンテンツを制作いただけます。
・本人のアカウントのアバターを活用した少量のグッズ制作、所有、無償配布は可能です。しかし、商用目的での使用は不可となります。
ZEPETO を活用したグッズ及びコンテンツ制作許容範囲
② 企業及び団体での利用
引用:ZEPETO活用コンテンツ(UGC) 利用ガイドライン>
・UGCの内容が、商用的な広告要素を含んでいたり、UGCを営利目的の広告に利用する場合、事前にZEPETOとの商用ライセンス契約の締結が必要です。必ず ビジネスに関するお問合せから事前にお問合せください。
ZEPETO を活用したグッズ及びコンテンツ制作許容範囲
アイコンとしての利用
ZEPETOアバターを営利団体を代表する象徴するロゴ、マスコットなどに利用することは許可されている。
ただし、結果的に広告のコンテンツになってしまう場合は事前に商用ライセンス契約の締結が必要。
② 企業及び団体での利用
引用:ZEPETO活用コンテンツ(UGC) 利用ガイドライン>
・企業または営利団体を代表する象徴、ロゴ、イメージ、マスコットなど(以下”ペルソナ”)において、ZEPETOアバター活用するコンテンツを制作いただくことは可能です。
・UGCの内容が、商用的な広告要素を含んでいたり、UGCを営利目的の広告に利用する場合、事前にZEPETOとの商用ライセンス契約の締結が必要です。必ず ビジネスに関するお問合せから事前にお問合せください。
ZEPETO を活用したグッズ及びコンテンツ制作許容範囲
その他注意事項として、
- 差別的な要素
- ブランドの商標が露出するアイテムの着用
- コラボを通して結果的に商用利用になること
などは避ける必要がある。
問い合わせしてみた
ZEPETOのアバターの使用について、ZEPETOにメールで問い合わせしました。
メール本文は直接引用できないため、要約した内容を記載します。
- 商用目的とした利用でない場合に限り、利用料金なく利用可能
- 第3者のアバターの使用は著作権の侵害になるので利用不可
- その他、ZEPETOにて違反行為と判断した場合は利用不可
- 詳細はZEPETO活用コンテンツ(UGC) 利用ガイドラインを参照すること
情報源
以下のリンクから引用しています。
安全に利用するためには
これは法律に関連することのため、何か起こってから「知らなかった」という理由は通用しません。
この記事は利用規約の1%くらいを抜粋して要点を説明しています。
規約をよく確認し、念のため窓口に「こんな用途でこのように利用したい」と問い合せることが安全に利用する方法だと思います。
少々大変ですが、後で後悔しないためによく確認しておきましょう!