衝動買いで後悔しないために意識すべき2つのこと。売る側の視点で解説

衝動買いをして後悔した経験は誰しもがあるのでは無いでしょうか。
自分なりの対策はしていても、うまい売り方をされると衝動買いしてしまう方も多いと思います。
この記事では「うまい売り方」の構成を理解した上で、衝動買いで後悔しないために意識すべき2つのことをお伝えしていこうと思います。

この記事を読むべき人

  • 衝動買いして後悔することを無くしたい
  • 衝動買いは辞めたいが、良い買い物は続けたい
  • 衝動買いしてしまう理由を理解したい

結論

商品を買う前に自分の力で

  • 比較する
  • 考えて買う

ことが大切です。

気になる商品を見つけたら検索などで比較しましょう。
比較して良いものだったら「今だけのチャンス」に惑わされずに自問自答しましょう。

この2つを意識すれば、衝動買いで後悔することは無くなるはずです。

衝動買いは悪いこと?

そもそも「衝動買いが悪いこと」だと感じる理由を考えてみます。

今が一番安かったら、今しか買えないものがあれば、買って心が楽になれば、
お金に見合う得られるものがあれば、その買い物は「良い買い物」になるはずです。

なぜ衝動買いを控えたいと思うのでしょうか。

  • 後から考えたら、いらなかった
  • 後から考えたら、別のものを買ったほうが良かった
  • 後から考えたら、一時的な快楽に過ぎない買い物だった

という後悔が残ることが多いから、衝動買いを控えたいのかなと思います。

即決で買う + 後悔が残る = 衝動買い

こんなイメージがあるかと思います。
例えば即決で買ったとしても、結果的に「良い買い物」だったら困らないですよね。
即決じゃなくても、買った後に後悔が残るものは困ります。

問題の本質は「即決で買う」ではなく「後悔が残ること」と捉えて解決策を考えていきたいと思います。

知る~買うまでのプロセス

さて、売る側の視点の話に入ります。
あなたは物を買う決断をするまでにどんなことを考えますか?

感覚としては「良いと思ったから買う」くらいかもしれませんが、
無意識の中では買うまでのプロセスが存在します。

販売する立場の人はこのプロセスをしっかり理解しており、
それぞれのプロセスの人に適切な方法で商品をアピールしています。

ネットの広告であれば、例えばこんな感じです。

言われてみば、見たことあるフレーズですよね?
このように、ひとえに「買う」といっても無意識では様々なことを考えているのです。

あなたが衝動買いした時、元々どのプロセスの状態でしたか?

衝動買いで後悔する原因

商品を買うまでにプロセスがあることは分かりましたが、
これを衝動的にダッシュで考えたり、全く考えなかったりすることがあります。

これが、後悔する原因です。

勢いで買った後、結局自分で比較したり自問自答したりします。

  • 買った後、レビューを見たら評価が低かった
  • 買った後、検索したらもっと安いものが売ってた
  • 買った後、今月お金がないことに気がついた
  • 買った後、同じようなものを持っていることに気がついた

冷静になった後にプロセスを辿り、「なんで買ったんだろう」と後悔するわけです。

これはあなたが悪いわけではなく、売る側がそうなるように工夫をしているのです。

こんなページを見たことはないでしょうか?

雑で申し訳ないですが、なんとなくよく見る感じですよね?
それぞれのお客さんが購入に至るまでの思考を予想して、

興味持ったよね? →そんなあなたに朗報!
比較したくなってきたよね? →お客様の声を紹介
買うかどうか迷ってきたよね? →残り僅かです

と、思考をサポートすることでまるで自分が考えているかのように感じさせて、
「じゃあ買おう」と思いやすい構成になっています。

ですが、実際には比較しているようで売る側の話を聞いているだけだし、
自問自答しているようで「今だけのチャンス」だからあまりじっくり考えられていないわけです。
このように

  • 知る
  • 関心を持つ
  • 比較する
  • 考えて買う

の行動を相手に委ねると、
買った後に改めて比較したり考えたりすることになり、後悔してしまいます。

後悔しないために重要なこと

重要なのは、購入に至るまでのプロセスをを自分の力で行うことです。
特に

  • 比較する
  • 考えて買う

の部分が大切です。
具体的には次のとおりです。

気になる商品を見つけたら

自分の力で比較しましょう。例えば

  • ネットで検索する
  • レビューを見る

などの行動です。
決してその場にある情報だけ判断してはいけません。

比較していいものだったら

「今だけのチャンス」に惑わされず、納得できるまで自問自答しましょう。例えば

  • 今月の出費はどれくらいか確認する
  • 最近買ったもの思い出す
  • 本当に必要なのか考える

などの行動です。
また、「今だけのチャンス」は逃したとしても大抵別の手段があります。

  • 似ているものを探す
  • 若干高くても必要だから買う
  • 次のチャンスを待つ
  • 家に帰ってからネットで買う
  • 中古で買う

ここまで考えて買ったものは、後悔の無い良い買い物になるはずです。

まとめ

私たちは購入に至るまでに、4つのプロセスがあります。
衝動買いで後悔しないためには、このプロセスを自分の力で進めることが大切です。

知る避けることはできません
関心を持つ避けることはできません
比較する気になる商品を見つけても、決してその場にある情報だけで比較してはいけません。
レビューを見たり検索したりして自分の力で比較しましょう。
考えて買う比較していいものだったとしても、決してその場にある「今だけのチャンス」に惑わされてはいけません。
チャンスを逃したら本当に替えが効かないのか考えましょう。
合わせて、今月の出費はどれくらいか、本当に必要なものなのか自問自答しましょう。

すると結果的に

  • 後から考えたら、いらなかった
  • 後から考えたら、別のものを買ったほうが良かった
  • 後から考えたら、一時的な快楽に過ぎない買い物だった

というような、衝動買いで後悔することは無くなるはずです。

自分が納得した買い物をすることで、生活が豊かになると良いですね。
では。