pythonの超シンプルな始め方

pythonを始めてみたい、でもどこから初めていいか分からない。
そんな方へ向けて、サクッとお試し実行できるところまでを説明していきます。

この記事を読むと…
  • pythonをインストールできる
  • pythonを実行できる
  • pythonの書き方の一番基礎を知れる

必要なもの

まずは以下のものをご準備ください

  • パソコン(この記事ではWindowsをもとに説明します)
  • 30分程度の時間

pythonのインストール

pythonの公式サイトにアクセス
最新版のpythonをダウンロード
Downloads>Python X.XX.X
インストールする

この辺は指示される通りに進めてください。
迷ったら「推奨」でOKです。

お疲れ様です。これでスタートラインに立てました。

pythonの実行

コマンドプロンプトを起動する

「Windowsキー + R」キーを押して「cmd」と入力し、OKを押します。

Windows + Rの画面
コマンドプロンプトの画面
「python」と入力してEnterを押す
正常な結果

うまくいかなければpythonのインストール先を探してパスの追加を行ってください。簡単なヒントを貼っておきます。

  1. 「Windowsキー + R」キーを押して、実行ウィンドウを開きます。
  2. 「sysdm.cpl」と入力して、「OK」ボタンをクリックして、「システムのプロパティ」ウィンドウを開きます。
  3. 「詳細設定」タブをクリックし、「環境変数」ボタンをクリックします。
  4. 「システム変数」の一覧から「Path」を選択し、「編集」ボタンをクリックします。
  5. 「環境変数」ウィンドウで、「変数値」の最後にセミコロン(;)を入力し、追加したいパスを入力します。例えば、C:\Program Files\Example\bin というパスを追加したい場合は、「;%ProgramFiles%\Example\bin」と入力します。
  6. 変更を保存するために、「OK」をクリックします。
「print(“hello world”)」と入力してEnterを押す

これでhello worldを出力するプログラムを実行できます。

正常な結果
「exit()」と入力してEnterを押す

pythonというプログラムを終了します。

正常な結果
フォルダの適当な場所でテキストファイルを作成する
ファイルの名前を「test.py」という名前にする

必ずエラーが出るので「はい」で良いです。

逆にエラーが出なければこの先うまくいかない可能性が高いです。「拡張子を表示する」という操作を行ってください。やり方ヒントを貼っておきます

  1. ファイルエクスプローラーを開きます。
  2. メニューバーの「表示」タブをクリックします。
  3. 「ファイル名拡張子」のチェックボックスをオンにします。
「test.py」をダブルクリックで起動する

開くファイルの選択肢が出るので、よく分からない方はメモ帳を選択します。
よく分かる方は愛用するエディタをお選びください。

「print(“hello world”)」と入力して上書き保存する

上書き保存はCtrl + Sです。
このファイルはもうバツ閉じして構いません。

test.pyの完全パスを取得する

test.pyをShiftを押しながら右クリックし、パスのコピーをクリックします。

コマンドプロンプトからpythonファイルを実行する

コマンドプロンプトに「python 」と入力し、右クリックでコピーしたものを貼り付けます。

Enterで実行する

いざ、実行です。

正常な結果

hello worldをhello my worldとかに変えてみて、結果が変わることも確認してみましょう。

お疲れ様です。
1. pythonを直接実行してコードを書く
2. pythonのコードを書いたファイルを実行する
という2つの方法を行いました。
これが一番基礎的な実行方法です。
基本的には2番目の方法を使ってプログラムを書いていきます。
今回作ったtest.pyは正真正銘のコンピュータープログラムです。
プログラムの作成、おめでとうございます。

pythonの書き方の基礎

さて、ここからはあまり細かく説明しません。
見れば分かるようにコメントを書いているので、実行しながら学んだり調べたりしてください。
「やってみたい!」のエネルギーが溢れる方はいろいろ組み合わせて遊んでみましょう。

コメントアウト

# コメントアウトはシャープを使う

データ型

x = 10          # 整数型
y = 3.14        # 浮動小数点型
name = "John"   # 文字列型
iz_happy = True # ブール値型(true or false)

演算子

a = 5 + 3	#加算
b = 5 - 3	#原産
c = 5 * 3	#乗算
d = 5 / 3	#除算
e = 5 // 3	#整数除算
f = 5 % 3	#剰余
g = 5 ** 2	#べき乗

is_equal = a == b       #等しい
is_not_equal = a != b   #等しくない
is_greater = a > b      #より大きい
is_less = a < b      	#より小さい
is_ge = a >= b      	#以上
is_le = a <= b          #以下

and_result = True and False  #論理積(AND)
or_result = True or False    #論理和(OR)
not_result = not True        #否定(NOT)

IF文

x = 0
if x > 0:
	print("x is plus")
elif x < 0:
	print("x is minus")
else:
	print("x is zero")

Forループ

for i in range(5):
 	print(i)

whileループ

count = 0
while count < 5:
	print(count)
	count += 1

関数

def greet(name):
	print("Hello, " + name + "!")

greet("John")

ファイルの読み書き

with open("example.txt", "r") as f:
    print(f.read())
with open("example2.txt", "w") as f:
    f.write("hello. world!2")

モジュールのインポート

import math
x = math.sqrt(25)
print(x)

ラムダ式(無名関数)

x = lambda a,b : a + b + 10
print(x(5, 1))

ヘルプ

help(max)

終わりに

お疲れ様です。
pythonを実行するという最初の一歩を踏み出せましたね。
これを書く僕自身も、今日初めてpythonを実行しました。(そのついでに記事を書いたということです)
ただ見るよりも自分で実行するほうが覚えるのが早いし、学ぶよりも教える方が理解が定着すると思っています。

難しいなと思った方こそ、実際に実行してみるのがおすすめです。
また、何か間違いがありましたらフィードバックで教えてください。
では。