タグの管理機能に特化したWordPressプラグイン「TaxoPress」(旧:Simple Tags)

この記事ではタグの管理機能に特化したWordPressプラグイン「TaxoPress」(旧:Simple Tags)を紹介します。
タグを管理を楽にしたい方、タグをもっとブログに活かしたい方など幅広くメリットがあるプラグインです。
機能をフル活用して執筆環境を改善していきましょう!

この記事でわかること

  • TaxoPressのインストール方法 [見る]
  • TaxoPressで何ができるのか [見る]
  • TaxoPressの有料版と無料版の違い [見る]

インストール方法

以下の手順で「TaxoPress」をインストールできます

WordPressにプラグインを追加する方法(ダッシュボード編)

ユーザーに影響する機能

タグクラウドをカスタマイズする

TaxoPress専用のタグクラウドが用意されています。
僕は敢えてもともとのデザインに似せていますが、色、サイズ、最大数、順序、HTMLの構成まで自分好みに指定できてしまいます。

表示例
HTMLの設定例

タグを任意の場所に表示する

記事に設定したタグを好きな場所に表示することができます。
通常は記事に設定したタグはテーマで決まった場所にしか表示されませんが、導入することでショートコードで表示することができます

これもまた、HTMLレベルで自分の好きなようにカスタマイズすることができます。

表示例
HTMLの設定例

関連投稿を表示する

タグに紐づく記事を関連記事として表示させることができます。
ショートコードがあるので、設定箇所も任意の位置で設定できます。

表示例(デザインはテーマに依存)

自動リンクを設定する

記事投稿時に記事本文で検索して、タグと同じ文言があれば自動でリンク化してくれます。
リンク化する対象のタグは、その記事に設定したタグだけにすることもブログ全体のタグを対象にすることもできます。
ブログ全体を対象にすると、まるでScrapboxのような運用をすることができます。

表示例(自動でリンク化されています)

管理者に影響する機能

タグとカテゴリを合わせて見る

タグとカテゴリを包括した一覧を見ることができます。
どちらで設定したのか確認するのに便利です。

管理者>TaxoPress>Terms画面

タグの提案を表示する

記事本文からブログのタグ名称で検索してタグを提案(サジェスト)してくれます。
サジェストに含まれなかった場合でもその下にタグの一覧があり、ドラッグアンドドロップで設定することができます。

投稿下部にあるタグ提案画面
投稿下部にあるタグ一覧画面

自動でタグを設定する

サジェストをクリックするのも面倒であれば、タグを完全自動で設定することができます。
検索してHITしたものを確認無しでセットされますが、どのように検索するのか細かい設定が行なえます。
この「細かい設定」の部分は有料版のみのようです。

タグを一括編集する

記事タイトルとタグを並べた表からタグを整理することができます。
一つ一つ開かなくて良いので管理がとても楽になります。

管理者>TaxoPress>タグ一括編集画面

タグを管理する

タグ自体を効率的に管理することができます。
具体的には以下の画像にあるようなことが行なえます。

タグの操作選択
タグ選択

無料版と有料版の違い

基本的に上記の機能をすべて無料で行えます。
有料版にするとざっくり以下のことができるようになります。

  • 複数の設定を保存して、場所によって出し分けする
  • 自動タグの詳細設定を行う
  • サポートを受ける


詳細は公式サイトを確認してください

WordPressのプラグインサイトも貼っておきます。ここに使い方の詳細説明があります。

まとめ

圧倒的にタグを管理しやすくしてくれるWordPressプラグイン「TaxoPress」の紹介でした。
紹介した機能は独立してON/OFFを設定できるので、自分の気に入った機能だけを利用することができます。

タグの設定を少し楽にするのも良し、ブログをブログをWikiのような、Scrapboxのような状態にするのも良しの、非常に汎用性のあるプラグインです。

TaxoPressの機能を理解して、あなたのブログ執筆環境が良くなることを願っています!