情報発信は質より量を先に注力する

僕は情報発信で生計を立てることを目標に努力している。
主にTwitterTikTokYoutubeブログでだ。

だから、成功者がどのように成功したかを調べている。
その中でみんな共通しているなと思ったことがある。
「情報発信は質より量が先」ということだ。

例えば

以下の成功者たちだ。
確証バイアスがかかっている可能性もあるが、
それ以外の例を見つけることが出来ない。
どれだけ質がよくても、必ず量が確保されている。

ヒカル

ゲーム実況動画から始めたヒカルは無編集でゲーム実況して毎日何本も公開して伸ばした

秋元康

秋元康は大量の曲を作って打数を売っている。私達の耳にはそのうちの「人気曲」しか入ってこない

マナブ

ブログで有名なマナブは900日間も毎日更新することにこだわっていた。
今はYoutubeに注力しているが、量+PDCAを回すにこだわっている

中田敦彦

中田敦彦は一発撮りで動画を完結させている。
一人で作らずに、動画はスタッフと一緒に作っている。

リベラルアーツ両学長

リベラルアーツ両学長はマインドマップ(いわば下書き)を見せながら喋り尽くしている。
多分ウケの良かったものだけをアニメーション化している

質より量が先と思う理由

以下の理由で、量が先だと思う。

  • 生産するコストがかからない
  • レコメンドエンジンが強力
  • 質の良し悪しは受け手が決める
  • 作り込みだけが質じゃない
  • たくさん作ればたくさんフィードバックがある

生産するコストがかからない

もし料理であれば、料理を複製するほどコストがかかる。
複製するほど、損するリスクが生じる。

でも情報は生み出すコストがかからない。複製するコストもかからない。
失うのは過去の「時間」だけだ。
コストがかからないのであればたくさん作ったほうがいい。

レコメンドエンジンが強力

TikTok、Twitter、Youtube、Google検索、
それぞれのプラットフォームは「おすすめする機能」(レコメンドエンジン)が根幹だ。
玉石混合の情報から玉を見つけ出すのがプラットフォームだ。
だから発信者は玉石混合撃ちまくればいい。
あとはプラットフォームがうまくやってくれる。

質の良し悪しは受け手が決める

発信する側が良いと思っても意味がない。
受ける側が良いと思ってはじめて価値が生まれる。
だから、発信する前に良いか悪いか考えてもあまり意味がない。
発信した後に良いか悪いか考える方がいい。

作り込みだけが質じゃない

情報をきれいに整えたくなるが、きれいかどうかよりもその内容が一番重要だ。

料理で考えても、飾り付けよりも味が一番重要だ。

まずは味で勝負する。味が好評だったら飾り付けに時間をかければ良い。
一番大事な部分にエネルギーを集中するべきだ。

たくさん作ればたくさんフィードバックがある

提供すれば、それだけ高評価や表示回数などのフィードバックが得られる。
フィードバックが多ければ多いほど分析はしやすくなる。
改善を素早く行えるほど、質は必然的に上がっていくはずだ。

まとめると

情報発信で先に注力するべきは質よりも量だと思う。
情報は生産するコストがかからない上、レコメンドシステムが優秀だからだ。
そもそも質は中心部分が一番大事で、量を作ることで飾り付けの質を上げることができる。

まずは量を作ることに専念し、その上で徐々に質をあげていくのが情報発信のベストプラクティスだと思う。