これがアイキャッチ画像↑
アイキャッチ画像を効果的に設置するための考え方を解説します。
ここでは「あなたはこうすべきだ」ということは述べません。
多種多様なブログに共通する考え方を理解することで、「自分のブログはこうする」と判断基準を持つことを目的としています。
この記事で得られること
- アイキャッチ画像は何を目的に作成するのか理解できる →[結論]
- 画像の中に文字を入れるべきかどうか、判断基準を持てる →[結論]
- 記事内にアイキャッチ画像を表示すべきかどうか、判断基準を持てる →[結論]
アイキャッチ画像の効果
アイキャッチ画像を効果的に設置するためには、どんな効果があるのかを理解するのが一番早いです。
考えられる効果は次の通りです。
記事を開く前 | ・読者の関心を誘う ・文字に画像が加わることで概要をすばやく伝えられる |
記事を開いた後 | ・自分がクリックした記事に正しく飛べたとすぐに認識できる ・良質な画像であれば良質な内容が書いてありそうな印象を与える |
記事を開く前と開いた後で、別の効果があるようです。
自分のブログではどの効果を狙っていきたいのかを考え、アイキャッチ画像を設置していきましょう。
読者の状況別に考える
前項ではブログ運営者目線で効果を考えましたが、読者目線で効果を考えたほうがより本質的なものが見えてきます。
読者が記事を見つけてから読み始めるまでに、アイキャッチ画像はどんな効果を発揮するのでしょうか。
読者目線ではどのようなステップを踏んで記事を読むのか、気持ちの遷移を考えてみます。
それぞれのステップで、アイキャッチ画像がどんな影響を与えるのか考えてみます。
関心を持つ
検索されて記事を見つけたのか、検索されずに記事を見つけたのかのか でそもそも画像を目にするかどうかが変わってきます。
検索せずに記事を知った場合、「関心の無い状態」から「関心のある状態」に変わるタイミングでアイキャッチ画像の効果が発揮されます。
ここでのアイキャッチは、潜在的に興味がある人に関心がある記事だと認識してもらうことが重要です。
そういったアイキャッチ画像を作っていきましょう。
検索して記事を知った場合、すでに関心を持っている状態なのでタイトルを注視します。
多くの場合、ここでのアイキャッチはあまり効果がないでしょう。
知りたい内容か判断する
記事に関心は持ちましたが、読者はまだクリックしません。
記事をクリックする前に、知りたい内容かどうか文字情報を見て判断します。
ここでは潜在的に情報を知りたいと思っている人に知りたい情報だと認識してもらうことが重要です。
アイキャッチに文字を書くべき/書かないべき は、メディアによって最適解が異なります。
ブログ内の記事一覧、Twitterの共有、はてなブックマーク、RSSでの購読、など、メディアによって
画像内の文字の方が伝わるのか、タイトルの文字の方が伝わるのか変わります。
あなたの記事が表示されそうなメディアでは画像内の文字とタイトル、どちらの方が文字情報を読まれやすいか?
将来覇権を握るメディアは画像内の文字とタイトル、どちらの方が文字情報を読まれやすいか?
ということを予測して判断しましょう。
どちらにせよ、潜在的に情報を知りたいと思っている人に、知りたい情報だと認識してもらうことが重要です。
読む価値があるか判断する
ようやく記事を開いてくれましたが、読者はまだ安心していません。
秀逸なタイトルなのに「…で、結局何?」で終わる記事を読んだ経験があるからです。
自分の貴重な3分をこの記事に捧げる価値があるのか、3秒で見極めようとします。
ここでは時間を割いて読む価値があると認識してもらうことが重要です。
「時間を割いて読む価値があると認識してもらう」のが重要であって、必ずしも画像である必要はありません。
画像を使う方が早く伝わるなら画像を、文字を使う方が早く伝わるなら文字を使うのが良いでしょう。
画像編集のことを伝える記事なら画像でbefore/afterを、法律のことを伝える記事なら文字で「結論」「この記事で分かること」を書くなど、その記事で最も伝わる方法を選択しましょう。
ここで使う画像と前項までで使用した「アイキャッチ画像」を別の画像するのも一つの手です。
どの場合でも、ページを開いた3秒間で読む価値があると認識して貰えるか?にYesと応えられるなら判断は間違っていないでしょう。
まとめると
アイキャッチ画像で重要な役割は次の3つです。
- 関心がある記事だと認識してもらう
- 知りたい情報だと認識してもらう
- 時間を割いて読む価値があると認識してもらう
自分のブログは検索エンジンとそれ以外、どちらから多く辿り着くのか?
画像内の文字とタイトル、どちらの方が文字情報を読まれやすいか?
今書いている記事の価値を伝えるには画像と文字、どちらが伝わるのか?
を意識して、アイキャッチ画像を効果に設置していましょう。