世間では「アウトプットが重要」と多くの人が口を揃えています。
読むだけじゃダメなの?知るだけじゃダメなの?という方に、3つの効果を紹介します。
この記事の要点
1. アウトプットすることで長期記憶に残る
記憶に残すには、インプットよりもアウトプットの方が重要です。
なぜなら、長期記憶にするには脳がその情報を使う必要があるからです。
人間の脳は「不要な情報」は忘れ「重要な情報」は覚えておくように出来ています。
重要な情報と認識してもらうためには、何回も「情報を使う」必要があります。
例えば、初めて行く学校、初めて行く職場の道順は事前に10回位確認しても覚えられないのに、
1ヶ月通えば道順、電車の時間、ここに分かれ道がある、ここは人通りが多い、など、
覚えようともしてないことまで思い出すことができますよね。
このように、実際に情報を使うことで長期記憶に定着します。
本を読む、動画を見る、教えてもらう、というインプットよりも
紙に書く、実際にやってみる、人に教える、というアウトプットの方が長期記憶に残すことが出来ます。
2. アウトプットすることで現実世界が変わる
インプットすると出来ることが増えたように感じますが、現実世界は何も変わりません。
変わったのは「脳内世界」だけです。
アウトプットすることで初めて何かが変わります。
「現実世界」に変化を起こすことができます。
最終的に「現実世界」を変えたくてインプットするのですから、
必ずアウトプットまで行うべきです。
書く、話す、行動する、というアウトプットを行えば、
何らかの形で「現実世界」が変わってくるはずです。
3. アウトプットすることで成長する
アウトプットすることで長期記憶に残るのですが、
何度もアウトプットするためには何度もインプットする必要があります。
そうやって何度もインプット↔アウトプットと繰り返すことになりますが、
自分のレベルは上がったり下がったりと繰り返されることはありません。
例えば本を読んだとして、
まずインプット → Twitterに書く
更にインプット → 人に説明する
更にインプット → ブログに書く
更にインプット → 講師として説明する
のように、1周目よりも2周目の方が、2週目よりも3週目の方がより高いレベルのアウトプットが出来るようになります。
インプットとアウトプットを繰り返すことで、螺旋階段を登るように成長することができます。
まとめ
多くの人が「アウトプットが重要」と口を揃えるのは、以下のようなメリットを伝えたいためです。
- アウトプットすることで長期記憶に残る
- アウトプットすることで現実世界が変わる
- アウトプットすることで成長する
読むだけ、知るだけではなく、読む、書く、やる、というアウトプットをして、
インプットしたことを現実世界を変えていきましょう。
もっと詳しく知りたい方はこちらの本がおすすめです。
学びを結果に変えるアウトプット大全 | 樺沢紫苑
あなたのインプットが有意義なものになることを願っています。