タイピングを早くするコツ

この記事では、筆者がタイピングを早くするときに感じた「頑張るだけじゃ越えられない壁」に対し、「これを意識すれば効率的に早くなる」と思ったことを紹介します。

結局はとにかく練習することに尽きますが、
この記事では同じ練習量でも効率的に前に進める知識をお伝えします。

要点

筆者のレベル

タイピングを早くするコツをお伝えする人はこんなレベルです。

e-typing 最高スコア397(キー400打/1分)

e-typing>カルテ
e-typing>カルテ

全商パソコン入力スピード認定試験 初段(日本語1000文字/10分)

これをすごいと思わない方は他のサイトを当たると良いと思います。
そうではない方はここでお伝えする内容がきっと役に立ちます。
ここまでスピードを上げるために超えたいくつかの壁と、おすすめの練習方法をお伝えしていきます。

タイピングを早くするメリット

やる気が一番大事なので、メリットをちら見せします。
僕はこのことを考えながら練習してきました。

タイピングが早ければパソコンのあらゆる操作を早く行えます。
例えばブライドタッチが出来るようになれば、軽く1.5倍は早く入力できるんじゃないかと思います。
メールを1.5倍で打てる、プログラムを1.5倍で打てる、

そうすれば3時間かかる作業が2時間で終わります。

日常でパソコンを使う現代において、
タイピング速度を上げることはすべての作業効率を底上げするメリットがあります。

タイピングを早くするコツ

レベル順に書いてきます。
一つをマスターすると「頑張るだけじゃ越えられない壁」が現れます。
「頑張るだけじゃ越えられない壁」を超えるためのハウツーを記載していきます

キーの位置を覚える

まずはこれ。
キーの位置を覚えて、とにかく入力出来るようになりましょう。

ブラインドタッチを習得する(最も重要)

キーを覚えて入力出来るようになったら、途中で成長が止まります。
「頑張るだけじゃ越えられない壁」です。

それを超えるのがブラインドタッチです。
やっぱりか、と思うかもしれませんが、やっぱりです。
小手先の技を覚えるよりも、圧倒的にこれが効果的です。
労力に対するコスパが良いです。
おそらくこの壁にぶつかっている人が多いと思うので詳細は後述します

変換位置を守る

ブラインドタッチでかなり早く入力できるようになったことでしょう。
ブラインドタッチでも成長が止まったら変換する位置を守る意識がおすすめです。

Image from Gyazo
へんかんする(スペース)いちを(スペース)まもる(スペース)(Enter)

このように、文章の接続詞まで入力したところでスペースキーを押す癖を付けましょう。
Enterを押すのは最後だけです。
名詞だけで変換するよりもスペースを押す回数が減りますし、変換候補の精度が高くなります。

入力システムを効率的に使うために、変換する位置を意識していきましょう。

ファンクションキーを使う

変換をスムーズに行えるようになったところだと思います。
ですが、同時に苦手な文字を感じてきたのではないでしょうか。

カタカナや英語です。

克服するためにファンクションキーを活用する癖を付けていくのがおすすめです。

Image from Gyazo
全角カタカナ→F7で変換する
Image from Gyazo
半角英語→最初を大文字で入力するか、F10で変換する

最短キーを使う

入力も変換もマスターしたあなたはもう困ることはありません。
周りのほとんどの人よりも早いはずです。これで満足に打ち込めるはずです。

おや、もっと極めたいって?
これ以上望むのであれば、最短キーを意識するのがおすすめです。

ローマ字はいくつかの入力手段があります。
その中で最短で入力できるキーを選びましょう。

例:

  • ジャンプ(jaンプ)
  • 充電(juうでん)
  • どじょう(どjoう)
  • ファストパス(faストパス)
  • フィンランド(fiンランド)
  • ウォーキング(who-キング)
  • ウィング(whiング)
  • クォーテーション(qo-テーション)
  • ヴァンパイア(vaンパイア)
  • ふた(futa)※hutaよりも早い

ブラインドタッチや変換をマスターするのと同じ努力が必要ですが、
成長するのはほんのわずかです。
でも、極めるとはそういうことです。

入力ミスを減らす

ここまで来たら自分の世界です。

入力ミスを極限まで減らすように意識します。
入力ミス1回は4打分位の時間を無駄にします。

ミスする場所を見つけたらゆっくり丁寧に打って体に馴染ませましょう。

基礎を崩す

ここまで来たら研究の世界です。

「de」と打つのに中指を二回使わずに人差し指→中指と押すなど、キーに対応する指を自己流に崩していきます。

僕はこの粋については攻略していません。

ブラインドタッチを習得するには

ブラインドタッチを習得すると決めて、練習することです。
それに尽きますが、いくつかアドバイスがあります。

練習方法

e-typingで練習するのがおすすめです。

なぜなら以下の部分がブラインドタッチの練習に向いているからです。

  • 手軽に起動できる
  • 指の位置が表示される
  • 採点においてミスのマイナスが大きい(ミスを減らすことが重要)
  • ランキングが出て楽しい(やる気に繋がる)

やる気を引き上げつつ、スピードより正確さを意識させる設計がe-typingの素晴らしい部分だと思っています。

意識すること

結局は「ひたすらやること」に尽きますが、以下のことも意識すると良いです。

  • fとjの突起に常に触れておく(ブラインドタッチの第一歩です)
  • 指定された指でキーを打つ(ノールックで入力するために打ちやすさを一旦無視しましょう)
  • 思い出す→分からない→見る を繰り返す(ちゃんと記憶に定着します)
  • 一気にやるより高い頻度でちょっとずつやる(短期間では成長しません)
  • 頑張ったら、休憩or仮眠してからもう一回やる(このときに最高記録を出せることが多いです)
  • 速くてミスがあるより遅くて正確な方がいい(速さは後から付いてきます)
  • 日常でブラインドタッチをする回数を増やす(普段の入力も練習場にしちゃいましょう)

まとめ

タイピング速度を上げることはすべての作業効率を底上げするメリットがあります。
そのためには、以下の順に習得していくのがおすすめです。

全てにおいて、「ひたすらやること」が必須です。
効率的なやり方を覚えても、実行しなければ何も変わりません。
試しに今1回だけ、e-typingを開いてやってみてはいかがでしょうか?

皆様のスキルが向上することを願っています